トランス脂肪酸について

      2017/06/23

天然植物油にはほとんど含まれず、マーガリンやマーガリンよりも水分が多くて塗りやすいファットスプレットやパンや焼き菓子を作るときに食感を良くするために用いられるショートニングなどに多く含まれる成分です。

ヤギや牛といった反芻(はんすう)動物の体脂肪や乳脂肪に含まれているのです。

トランス脂肪酸は摂取量に応じて悪玉コレステロール(LDLコレステロール)値を上昇させ、善玉コレステロール(HDLコレステロール)値を低下させる働きを持っています。

そのため、心血管疾患、アトピー性皮膚炎、不妊症、認知機能の低下の危険因子と言われています。

近年欧米ではトランス脂肪酸を含む食品は含量表示を義務化している国もあるのです。

日本での表示方法は100グラムもしくは1包装その他1単位当たりのトランス脂肪酸の含有量が0.3グラム未満の場合は0グラムと表示できるようになっています。

また、日本の平均的な食生活を送っている人のトランス脂肪酸の摂取量は1日に摂取する全カロリーの約0.3%と言われWHOの勧告による1日に摂取する全カロリーの1%未満という基準はクリアしているのです。

しかし食生活が不規則であったり、パンやお菓子が大好きでたくさん食べてしまう場合には注意が必要です。

また、トランス脂肪酸の反対は?というとシス型不飽和脂肪酸というもので、オリーブオイルやオレイン酸と言われるような体に良いオイルが挙げられます。

トランス脂肪酸は体に悪いの?

トランス脂肪酸は摂取量に応じてコレステロール値が変化します。

善玉コレステロール値が下がり、悪玉コレステロール値が上がるということは心疾患のリスクや不妊症などの病気に罹りやすくなってしまうので、体に良いか悪いかで言ってしまえば、体に悪いと言えます。

ですが、大量に摂取しなければ良い話で、例えば、20代女性の平均摂取カロリーが1800~2800キロカロリーです。

そこで100グラムのケーキを1つ食べたとするとケーキ100グラムに含まれるトランス脂肪酸は0.71グラムと言われているので1日に摂取する全カロリーの0.39%~0.25%の計算になります。

ということは、1日の摂取基準1%未満をクリアしていて、1%を超えるにはケーキを3、4個食べる計算になります。

トランス脂肪酸を含む食用油が販売禁止になっている国や毒物扱いの国もありますが、摂りすぎが良くないのです。

簡単に例えたら食塩と同じなのです。

塩も1度に大量摂取すると健康に害を及ぼし、最悪の場合は死を招いてしまいますが、毎日少量を摂取してもそこまでの健康被害はありません。

日本人は欧米と比べ、トランス脂肪酸の摂取量は低く、トランス脂肪酸の働きを抑える紅花油などに多く含まれるリノール酸の摂取量が多いため問題視されていないのです。

絶対に今後トランス脂肪酸を含む食品は口にしない!としたら、ジャンクフードと呼ばれるスナック菓子やファストフードは口にしないほうが良いでしょう。

そして、スーパーの食品棚からたくさんの食品が姿を消してしまいます。

なので加工食品など食べ過ぎに注意するほかないでしょう。

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